【教員免許を持っていると有利】教員の副業で月15万稼いだ方法と副業バレの事例

②副業

教員は「安定」という最強の盾を持っています。ただ、攻撃する武器がありません。だからこそ、教員をしながら副業をするのは、攻撃も守備も完璧な状態です。

私「こんた」は公立教員として勤務した後、私立学校に転職し、副業を始めました。主に教材開発の副業で月に15万を安定的に稼いでいます。

【クラウドワークスでの仕事】月8万
・算数ドリルの作成
・思考力を確かめる問題の解答・解説作成
・中学校の模擬試験の作成

【教育出版会社と外部委託契約での仕事】月7万
・情報Ⅰの問題作成
・算数・数学の教材執筆・校正
・算数・数学のテスト作成(2社)
 

この記事では、公立教員が副業をして月15万円稼ぐまでのおすすめの道筋を紹介します。

公立教員って副業できるの?

公立教員が副業する方法
・配偶者の手伝いを無償でして、家族の収入を増やす
・任命権者に許可をもらう
・公立教員を退職し、非常勤や私立教員として副業

この記事では、これらを具体的に説明していきます。私は公立教員でも私立教員でも法律に違反することなく、副業ができると思っています。

 

この記事を最後まで読んでもらうことで、

・教員でも副業をする方法がわかる
・なぜ副業バレが起きるかがわかる
・教員におすすめの副業がわかる

教員の副業について

公立教員は副業ダメということは誰もが知っています。地方公務員法38条、教育公務員特例法で規定されてします。

2つの法律を要約すると

公務員の副業は基本的に禁止。ただ、任命権者(教育委員会)から許可されたものであれば行える

教員が副業を始める方法 3選

公立教員が副業をする方法は次の3つです。

公立教員が副業する方法
・配偶者の手伝いを無償でして、家族の収入を増やす
・任命権者に許可をもらう
・公立教員を退職し、非常勤や私立教員として副業

①配偶者の手伝いを無償でして、家族の収入を増やす。

リベ大の両学長も紹介していた方法です。

例えば、夫が公立教員の場合、妻が事業を興して、妻の仕事の助言などを無償でやります。事業の入金口座は妻名義なので問題はないのです。

公立教員共働きの場合、ほかの家族の人の手伝いを無償でするということも考えたらよいと思います。

この方法で副業バレで、懲戒処分になるケース

ケース①
妻が専業主婦、夫が公立教員
妻の事業の手伝いをする。

①妻の事業の入金口座を夫名義にしてしまう。

②夫の口座残高増えているので、確定申告が必要。

③申告書作成するときに、住民税を給料から差し引きにしてしまう。

④所得に応じて住民税が決まるので、住民税増えていたら、事務の人が「おかしいな」と思う。

⑤副業バレ。

ケース②
妻が専業主婦、夫が公立教員
妻の事業の手伝いをする。

妻が稼げるようになると、知り合いに、「実は俺、妻の事業の手伝いをしているんだよね」と同僚に話してしまい。副業バレが発覚。

 

②任命権者に許可をもらう

妻の手伝いをして、家族の収入を増やしているとは、おおっぴらに言えません。ただ、任命権者(教育委員会)に許可をもらうことができれば、同僚にも「副業やっているんだ」と言えます。

任命権者(教育委員会)から許可をもらいやすいものとしては、教育関係の活動や講演活動です。実際に教育関連の書籍を出版している公立教員も多く、副業として認められることも多いようです。

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神戸市や奈良・生駒市など自治体独自で公立教員の副業を後押しするような流れもあるようです。「公益性が高い地域活動、または市の活性化につながる活動」なら認められています。

公務員の〝副業解禁〟自治体にもジワリ 神戸市、奈良・生駒市で基準明確化

民間企業でも副業解禁の企業が増えてきている背景から、公立教員の副業解禁も現実味を帯びてくるのでは。

 

任命権者からの許可なくやってもよいもの

・家業の手伝い
・不動産賃貸業
・投資
・フリマ(メルカリ・ラクマ)など。

特にフリマでは、自宅の不用品を販売することとなっています。(せどり、転売ではないこと)

ただ、制限があるのが、不動産賃貸業と投資です。売買益を目的として不動産投資は禁止されていたり、一般公開されていない情報を使ってのインサイダー取引は禁止されています。

 

③非常勤講師と副業

公立教員は副業を認められていないから、退職して非常勤講師の道に進むことも最近では多いようです。非常勤講師であれば、副業が認められています。

例えば、午前中だけ授業して、午後から副業をするということもできます。

授業を担当する非常勤講師の1授業時間の単価は2500~3000円が相場

知り合いの非常勤講師の月の明細です。

項目 金額
報酬 2500×72コマ= \180,000
健康保険料 \8,500
厚生年金保険料 \16,000
雇用保険料 \500
所得税 \7,000
住民税 \0
手取り \148,000

また、年休は週当たりの勤務日数を勤務年数などで最大20日までとれるようです。

メリット

・授業に専念できる。

・残業がない

デメリット

・任期が決まっている。

・夏休みや冬休みなど授業がないときには給料が発生しない。

④私立教員と副業

私が選択した方法です。私立学校は、学校によって就業規則があり、副業が制限されている学校もあるみたいですただ、公立教員のように法律で規定されているわけではないので、副業しても法律で罰せられることはありません。

私立高校は学校によって給料が変わってきます。どの学校の採用があるかというのは〇〇高校 採用」などと検索する必要があります。

⑤副業がバレた場合

公立教員の身分で副業をした場合、それが判明すると懲戒処分になります。2020年から遡っただけでも下記の事例がありました。

教員が処分された事例

2020年
・20年間不動産で2億。減給
・有料の恋愛相談、コラム執筆で160万円。減給
・料理配達して140万円。停職6か月
・7.5年同人誌販売し175万円。戒告 

2021年
・性風俗店で勤務。懲戒免職

2022年
・オンライン面接指導で30万。停職
・月2回神主業務で186万。懲戒免職

懲戒免職が二件あります。この二件は病休や介護休暇を取ると虚偽の申請を行ったことも重い処分になった理由だと考えます。以下の図は文部科学省の「教職員の懲戒処分の指針」です。

指針にもあるように、「度重なる虚偽の申請」を行うと「免職」「停職」という重い処分になります。

「教員免許状」をもった教員におすすめ副業

私「こんた」は公立教員として勤務した後、私立学校に転職し、副業を始めました。主に教材開発の副業で月に15万を安定的に稼いでいます。

私がやった主な仕事は以下の通りです。

【クラウドワークスでの仕事】月8万
・算数ドリルの作成
・思考力を確かめる問題の解答・解説作成
・中学校の模擬試験の作成

 

【教育出版会社と外部委託契約での仕事】月7万
・情報Ⅰの問題作成
・算数・数学の教材執筆・校正
・算数・数学のテスト作成(2社)

すべて教員という仕事を生かした仕事で月15万円を達成しています。教員は「教員免許状」という資格を持っています。その資格を生かさない手はないでしょう。

「教員免許状」は次の職の副業をするときには、かなり有効に働きます。

警察などは資格がないから、やめてしまうと次の職を探すのが難しいけど、教員は資格があるから、次の職を探しやすいね。

即金性はあるが、爆発力がない副業

すぐに副業収入を増やすには次の職業が向いています。

①塾講師

教員免許を持っていたり、学校現場での経験があるだけで採用される確率は上がります。どの塾かにもよりますが、給料もアップすることもあるようです。ただ、デメリットとしては、勤務時間が夜にまで及ぶことです。

メリット

・学校と違い、学習指導だけすればよい。

・指導に自由裁量がある

デメリット

・勤務時間が夜にまで及ぶ

・複数の教科を教えることも

・ペンを配るなど営業活動がある

②教材開発会社と外部委託契約を結んで、教材作成

教材執筆・問題作成者の求人があるかどうかが確認できます。在宅スタッフであれば、自宅にいながら作業ができるので、副業としてはおすすめです。

応募すると、メールで返信があり、「履歴書」「職務経歴書」「校正テスト問題」などに取り組みます。ただ、教材作成、テスト作成は毎月仕事があるというわけではないので、副業の収入の安定はしないと思います。

もっとも高かった単価のものは

情報Ⅰの試験問題作成で1件20万

メリット

・在宅で仕事をすることができる

・自分の得意を生かすことができる。

デメリット

・毎月安定して仕事があるとはかぎらない。

③クラウドソーシングサイトでドリルの作成などの仕事を受ける。

クラウドソーシングサイトというと、クラウドワークス・ランサーズ・ココナラが代表的なものだと思います。

ココナラは、自分のスキルを売る場所です。中学・高校レベルの問題を解説しますというようなサービスも数多く出品されており、実際に成約しています。

・数学の問題解きます(2000円)
・数学の解説作ります。(2000円)
・オンライン家庭教師します(60分3000円)

クラウドワークスは、ココナラと比べると、学習系の案件が少ないイメージです。

ランサーズは、ココナラと比べると学習系の案件が少ないイメージですが、さらにそれ以外の案件も含めても、クラウドワークスよりも少ないです。

即金性はないが、爆発力があるもの

教員という職業は「安定」が売りです。だからこそ、家族のリスク許容度が高い場合は、すぐに収入が発生しないが、爆発力がある副業を行ってもいいのかもしれません。

①教育関係のブログ執筆やYou tube配信

ブログは爆発力があるフロー型。収益が発生するまでに1年2年は当たり前です。それでも続けていくと、月収10万~100万という金額になる可能性を秘めています。

また、教員は書く力があるので、ブログ執筆をするのもありですね。

それ以外の副業

リベ大の両学長が以前動画でおすすめ副業を紹介していました。専門性がある人はその周りでの副業をやるほうが結果がでやすいです。

【月5万円稼ぐ】両学長のおすすめ副業10選

せどり・動画編集・プログラミング・ウェブデザイン・ハンドメイド・YouTube配信・ブログアフィリエイト・コンテンツ販売・コンサルタント・Webライター

【番外編】両学長のおすすめ副業4選

ウーバーイーツ・民泊清掃代行・ポイ活&自己アフィリエイト(セルフバック)・ライバー

まとめ

今回は、教員の副業について紹介しました。公立教員が副業をする方法は次の3つです。

公立教員が副業する方法
・配偶者の手伝いを無償でして、家族の収入を増やす
・任命権者に許可をもらう
・公立教員を退職し、非常勤や私立教員として副業
 
教員は教員免許状を持っています。資格を生かした仕事につくことで、負担も少ないですし、本業の収入が延びたり、本業に余裕ができることもあります。
 
どうやって、副業を始めるか。何の副業を始めるかを考えるためにも「時間」が必要です。年休や特別休暇、病休などを使って自分と向き合う時間を作りましょう。
 
 
 

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